2023/12/15
【第1835回】
12月13日、博多西鉄ホールで風間杜夫ひとり芝居を観劇。今回の芝居は博多が舞台になっていたので満員の客席は大変な盛り上がりでした。博多弁が出てくるたびにお客さんは大喜び。愛嬌たっぷりの牛山明もラストのシーンでは客席からすすり泣きが聞こえてきました。笑いから哀愁たっぷりの男の変貌ぶりを魅せてくれるのも、千両役者だからこその芸のなせる業でございます。終演後の杜夫ちゃん、やり切ったという表情をしていました。
昨日は4年ぶりの東住吉小学校の同窓会。77歳、78歳になるおっちゃんおばさんたちなんですが皆元気でした。でも4年前に場を盛り上げた仲間の一人は昨年亡くなったとのこと、確実に年を重ねていることを実感しました。幹事の女性がコピーしてきた小学校、中学校の卒業写真を眺めていると、懐かしいあの日あの時が蘇ってきました。終戦間もない時期、貧しいながらも皆必死豆炭で生きよったばい!おいらは小学校3年生から新聞配達に励んでおりました。戌年のおいらはクンクンと鼻を効かせて博多の街を走り回り、今尚丈夫な身体を形成してくれたんだなと...小さい頃から、おきゅうと納豆売り、郵便配達、氷配達などなどよう働きよったばい。
今度はいつ会えるか?でも、こうやって幼いころの級友と会えるなんて幸せでございます。
連絡がつかず会えない人たちも、どこかで元気で幸せに過ごしていることを願って別れました。師走の夜の博多もクリスマス一色でございました。
おいらはどこにいるのかな?