2023/12/18
【第1836回】
いやいや先週は怒涛の日々の連続。火曜から金曜は九州。帰京した翌日は銀座博品館で上演していた劇団NLT「二階の女」を観てきました。トムで公演した「沼の中の淑女たち」に急遽出演していただいた阿知波悟美さんが出演。この作品は昭和20年四国に疎開していた当時、愛媛新聞に短編小説として発表した獅子文六の作品を飯沢匡が脚本化した作品である。正体のしれない二階の女を象徴的に描きながら、当時の市井の人たちがてんやわんやの大騒ぎ、人生の悲哀、夫婦の愛情をユーモラスかつ厳しく描いた作品でありました。最後は第二次世界世大戦に向かう不吉な予兆を感じさせるエンディングでございました。
昨日は表参道のあるスパイラルホールで島田歌穂さんと島健さん二人によるXmas Special vol.13に出かけてきました。2009年にスタートしたこの会も13回目になるとのこと。旦那さんでもある島健さんのお洒落なピアノの音に歌穂さんが心地良い歌声を乗せながらの1時間45分。二人の篤い信頼と絆があってこそのスペシャルな時間でございました。年末を飾るにふさわしい贅沢なひとときを、皆さん味わったのではないかと...それにしてもあれだけの曲数をひとりで歌い続ける歌穂さんの日頃の体調管理、大変な努力をされているんでしょうね...頭が下がります。ラストには来年2月から再演します「モンテンルパ」の芝居の宣伝までしていただきありがとうございました。
いよいよ今年も残すところ2週間となりました。この歳になると、月日が流れるのがなんとも早く感じます。喜んでいいのか悪いのか?おいらもわかりませんことよ。
師走の表参道