トムプロジェクト

2023/06/15
【第1765回】

京都から東京に戻るのに少し時間があったので、久しぶりに「哲学の道」を散策したくなり足を延ばしてみました。「哲学の道」の中ほどには、西田幾太郎の名言「人は人、吾はわれ也、とにかくに吾行く道を吾は行くなり」と刻まれた石碑があります。20世紀初頭の哲学者である西田幾太郎氏が、毎朝思索にふけりながらこの道を歩いたことから、「哲学の道」と呼ばれるようになったとのこと。いつもは、のほほんと生きてるおいらもこの道を歩けば少しは哲学的思索に耽ることができるのかな?琵琶湖の水が流れる水路沿いの遊歩道を歩いてるだけでなんだか全身がほぐれる気がしてきます...もしや、この瞬間こそが哲学の入り口かもしれませんな。

途中バスにて熊野神社前で下車。京都に来れば必ず立ち寄るJazz Spot YAMATOYAでコーヒーを頂きました。1970年開店以来、もうすぐ80歳になるマスターが丁寧に入れてくれるドリップコーヒは勿論、なんと8000枚のレコード棚が圧巻。そのなかから当日の客層に合わせて選んでるとしか思えない選曲が絶妙。チック・コリアなど名だたるミュージシャンも何度も訪れた名店でございます。かと言って気取ったところもなく本当に心地よいお店です。JAZZを愛し、お客を大切にするこの店が、いつまでも存続することを願いながら帰路につきました。

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哲学の道

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