2024/10/15
【第1950回】
先週11日に、東京での初日を迎えた風間杜夫ひとり芝居「カラオケマン ミッション・インポッシブル~牛山明、バンコクに死す~」昨日で無事4ステージを終えることが出来ました。連日、客席は笑いと拍手の渦状態、ラストは今年の元旦に起きた能登大地震への鎮魂をこめての歌で締めくくっています。それにしても75歳になる風間杜夫の身体を張った演技に唯々驚嘆する日々でございます。こんな芝居ができる俳優さん、日本いや世界に居るんでしょうかね?27年に亘って継続していることだけでもギネスものだと思っています。
カーテンコールでの挨拶で「お客様の声援があっての芝居...」確かに、観客の反応が良ければ演者は勇気百倍、その波に乗っかり持てる力をパワーアップして客席に届けることが出来ます。
この混沌とした社会状況のもと、劇場に足を運んで来て頂いた皆様には、とにかく喜んでいただき明日への励みになるものを届けないとプロデューサーとしては失格です。
芝居は何でもありの世界ですが、出来うるならば笑いは不可欠かなとも思います。そんな展開の中きっちりとしてテーマを打ち出せれば...
30年間105本の創作劇を創ってきましたが、まだまだ道半ばでございます。一昨日の終演後のトークショーでも述べたんですが、この一人芝居、風間杜夫が演じたいという思いがある限り、おいらもくたばるわけにはいきませんね。
いよいよ17日まで!