2023/11/13
【第1821回】
ガザへのイスラエルの無差別攻撃、ロシアのウクライナへの侵略が止まらない。ほくそ笑んでいるのは武器商人である。過去の歴史からアメリカが世界の大国に成り得た一因が武器産業であることは明らかである。今回のアメリカの立ち位置が、ダブルスタンダードである訳は必然。そんな中、世界の若者がSNSを通じて停戦への訴えの輪を広げようとしている。日本でもその運動が芽生えているのが嬉しい。おいらの時代は学生が立ち上がり、権力に対峙し激しく行動に転じたものだが、最近の学生は何故かおとなしい...そりゃ、わかる気もします。おいらの世代が政治、経済、環境含めて諸々、今の社会を形成したんのですから責任があると思います。そんな経緯を知った若者たちはほとんどが白けてしまったのかもしれませんね。
でも、誰かがストップをかけないと世界の終わりが見えてきます。これからも戦争がない世界なんぞは夢のまた夢、いかに最小単位の紛争で留まらせるかが大きなポイントだと思います。日本の若い人たちがSNSを駆使しながら平和な世界を希求する姿を見るにつけおいらも少しは希望を持てました。スポーツを楽しみ、アートの世界に酔いしれることが出来るのも平和があってのことです。
平和ボケしたニッポンの皆様、平和は勝手にどこからかやって来るものではございません。一人一人が自分の可能な範囲で平和を手繰り寄せる意識、行動を怠ってはなりません。今、目の前で見せられている悲惨な光景をしかと記憶に刻みつけ、次なるアクションに繋げようではありませんか...
アンネも願ってます!