2024/10/25
【第1955回】
一昨日、新宿シアタートップスにて「片づけたい女たち」を観劇。この作品は20年前にトム・プロジェクトが制作しました。永井愛作・演出、出演は岡本麗、松金よね子、田岡美也子さん。当時勢いがあった人たちによる舞台はその後、多くの会場で上演されました。
新年の三が日も過ぎた夜中、心配になった50代の女友達2人が、同年代の友人の家を訪ねると、そのマンションの一室はゴミだらけだった。仕事始めを直前に控え、友人のピンチを放っておけない2人は、腕、膝、首の痛みに耐えつつ、片づけを手伝うことに。そんな時に限って思い出話は尽きることなく、ちょっとの片づけだったはずが、それぞれの生き方が見えてくるという筋立て......今回はともに50代の女優、松永玲子、佐藤真弓、有森也実さんで上演されました。20年経過しても、女性特有の悲喜こもごもは変わることがありません。
男性には手が届かない可笑しみが随所に散りばめられていました。
昨日はプロ野球ドラフト会議がありました。多球団に指名されたにも関わらず、意中の球団でないところにくじをあてられ困惑した表情をした選手の顔が印象的でした。当たりくじを手にして大喜びしている楽天監督とは対照的でした。楽天の監督人事、チーム誕生以来いつもごたごた。東北で頑張っているだけに応援したい気持ちはあるのだが、過去に疑念プンプンのライオンズ選手の移籍、独裁オーナーのお節介などなど、なんともすっきりしない球団になってしまいました。ドラフト1位に指名されても鳴かず飛ばずで終わってしまう選手。育成上がりで大リーグまで上り詰めた選手。こればっかりは分かりませんね...環境、指導者、そして運、でもやっぱり死に物狂いの練習があってこそのプロの世界。第二の大谷選手を出現させる気概で、日本プロ野球界も切磋琢磨して欲しいもんでございます。
甘い蜜