2024/10/21
【第1953回】
昨日は、横浜演劇鑑賞協会第325観劇会に呼んでいただいて、風間杜夫ひとり芝居「カラオケマン~ミッション・インポッシブル~」無事大千秋楽を迎えることが出来ました。長い歴史を持つ横浜演劇鑑賞会で2005年には協会創立35年で会員が選ぶ舞台第一位になった「カラオケマン」の最新作とあって会員さんの期待も大きかったようです。最後のステージ、杜夫ちゃんノリノリでございました。ラスト近くでいつものようにポツリと喋る台詞「75歳になってやる芝居じゃないよ...命懸けだよ。」で大きな笑いと拍手で場内は最高の盛り上がり。その後に、今年発生した能登半島地震の被災地でのスライドが流れる中、語るように歌う杜夫ちゃんの姿に皆さん感動されていました。
終演後、軽くお疲れ会をやったのですが、ここでも杜夫ちゃん「これで終わるのは惜しいね...日毎に調子が上がっているのでこれから一カ月くらいはやりたいね。」と嬉しいことを言ってくれるじゃありませんか。笑いと拍手とラストの感動、芝居をやっている者にとっては贅沢すぎるほどの出し物だと思います。
今日一日だけの休みで明日からは又、12月から始まる二兎社公演の稽古が始まるそうです。いやいや今年も大劇場からテント芝居、そしてひとり芝居、まさしく芝居をやるために生まれてきたような御仁でございます。ただし長年の友人として、くれぐれも酒の飲みすぎだけは注意して頂戴ね!お互いに健全なる心身あってこその舞台ですから。
横浜 桜木町駅前