2026/04/22
【第2171回】
昨日は、第7回サポーティングマギーズ・チャリティ―ステージ「ひびけ心に声音と音色」の催しを観に紀尾井町サロンホールに行ってきました。マギーズセンターとは、がんを経験している人とその家族や友人、医療者など、がんに影響を受けた人が戸惑い不安が生じた時に第二の我が家の様に訪れることが出来る居場所として設立されました。運営費は寄付、その他の協力によって無料で運営され、毎月500人~600人が利用されているみたいです。
今回の催しに大和田獏さんも賛同し、この日は小泉八雲作「耳なし芳一」を朗読しました。パーカッションも含め獏さんが楽器を用意し、自らの演奏で八雲の世界を表現しました。
この朗読劇というシロモノ実はなかなか手強いやつなんです。おいらも過去に何度も体験していることなんですが、実際途中から睡魔に襲われクビ落ちしてしまうこと度々。声だけで観客を惹き付ける技がないと惨憺たる結果が待ち受けています。
昨日の獏さんの「耳なし芳一」は絶品でした。登場人物を使い分ける声色、間合い、勿論、声質の心地良さとリズム感、すべてハナマル。場の情景が、聞く側の想像力を喚起して思わずその場に居合わせている臨場感に包まれ大満足の朗読劇でした。
表現者たるもの、やはり芸は大切ですね。シンプルになればなるほど巧緻、緻密な芸が問われます。勿論、人として生きてきた生き方も含めてのことですが。
久しぶりの紀尾井町、東京の中心部でありながら街の佇まいに歴史と文化の香りが漂っていました。道行く人もなんとなくこの街に馴染むかのような姿で歩いていましたね。ノラちゃんのおいらも郷に入れば郷に従えってことでちょいと気取って歩いてみました。

シャクヤクの
大輪紅き
駅へゆく

