トムプロジェクト

2023/08/25
【第1792回】

何だか今年の夏の甲子園は盛り上がってますな。長髪高校同士の準決勝、そして決勝は107年ぶりの優勝を賭けた慶応と、夏2連覇を目指す仙台育英の一戦。大谷フィーバーに匹敵するほどの、それこそ暑い熱い戦いになりました。おぼっちゃん慶応のエンジョイベースボールはいいですね!坊主頭に根性丸出しの野球は次第に無くなっていくんでしょうかね...それはそれで寂しい気もしますがね。風になびく髪も美しいが、野球道にひたすら突き進む修行僧的な坊主頭も捨てがたい。決勝の甲子園球場はほぼ慶応の応援一色、仙台育英はアウェー状態で可哀そうでした。でも、いい顔して戦ってました。負けましたがこのチームの監督も素晴らしい方でした。試合後のインタビューで「人生は敗者復活」と話されていました。この哲学があってこそのいいチームですね。今回の二人の監督の下で三年間野球に打ち込めた生徒は本当に幸せ者だとも思います。

おいらも中学時代の野球部で、こんな先生に出会っていたら西鉄ライオンズの選手で活躍してたかもしれませんな?と夢みたいなことついつい夢想しちゃいました。

一方、パリーグの我がライオンズの酷さは力抜けちゃいます。オリックス相手に地元で3連敗、3試合での得点がホームランでのたったの1点。このくそ暑いなか蒸し風呂みたいな球場に貴重な時間とお金を出して観戦したファンが気の毒でなりません。こんなクソ試合するんだったら入場無料にしろよといいたい。試合は負けることはあるのは当然ながら負け方があまりにも情けない。松井監督、名選手であったことは認めるが監督には向いておりません。試合後のインタビュー明らかに語彙の貧困さが際立っています。指導者は豊かなイメージと説得力のある言葉が命です。今回の夏の高校野球決勝戦で戦った両監督のところで修行した方がいいんじゃないかしら...ほんまに情けなか!

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猛暑のなかの夕暮れ

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