トムプロジェクト

2024/06/14
【第1904回】

七夕決戦...東京都知事選挙、風見鶏おばさんと舌鋒鋭い白スーツさんの戦いの火ぶたが切られました。風見鶏さんいつも世間受けするキャッチフレーズでラッパを吹くんですけど七つのゼロ公約も未だ実現できずにいるのに何となく言い訳言うてますな。神宮の森伐採問題もなんだか歯切れが悪い。再開発、もう止めましょうよ!大資本に寄り添うんじゃなくて弱者に寄り添ってちょうだいな。オリンピックだって終わってしまえば、見えない裏金騒動が明るみになり後味悪い結果になりましたね。最初の選挙時は反自民の旗をかざしながら勝利したのですが、当選したら風見鶏の本性が出ましたね。

一方、白スーツさん、当選した後が大変ですね。議会のほとんどが都民ファースト、自民、公明。この巨大な組織にどう対峙していくのか?至難の業でございます。それにしても50人超える立候補予定者。街に早々と設置された掲示板、急遽増設しているみたいです。おなじみの発明家ドクター中松(95歳)8度目の挑戦、あのねのねの清水国明などなど、なかでもおいらが注目しているのが広島県安芸高田市市長だった石丸伸二氏。故郷・安芸高田市の前市長が参院選広島選挙区の大規模買収事件に関わったとして辞職。しかし後任として立候補を表明したのは一人だけ。それも前市長が後を託した当時の副市長のみ。そのニュースに強い危機感を覚えた石丸さんは「世界で一番住みたいと思えるまち」を公約に出馬を決意し、なんと翌日に会社への退職願を提出。投票日の1ヶ月前に準備なく出馬を決めたにもかかわらず、多くの市民の支持を得て当選。

こんな人たちの出現が沈没しかかった日本を救ってくれるのかもしれませんね。既存の政治家の既得権死守だらけの政治は、もううんざりでございます。そして、なによりも良識ある有権者にあっぱれ!

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ガクアジサイ 
花言葉~謙虚~

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