2026/03/13
【第2155回】
今改めて、おいらが敬愛する作家、松下竜一さんの「暗闇の思想」を読み返しています。
月に一夜でも<暗闇の思想>に沈み込み、今の明るさの文化が虚妄ではないのかどうか、ひえびえとするまで思惟してみようではないか...と提言提案する松下さんの言葉は重い。15年前の原発が拡散していればこの国の形は大きな変貌を遂げているに違いない。虚栄の繁栄に浮かれてる大国が多くの原発を所持し動かし、核のゴミである核廃棄物を多量に産み出しながら豊かな生活を送っている。そしてその結果、放射能汚染の食品が出てくると、それらの食品を低開発国に押し付けている現状も伝えられている。
昨日も新宿にあるヨドバシカメラ、ヤマダ電機を覗いてみたのですが、あのテレビ売り場の電力の消費量は半端じゃありません。勿論、テレビの画面に映る映像を比較する意味は理解できるのだが...大都会の夜のネオンも美しさを超え常軌を逸している気がします。
しかも、この電力のほとんどが東北の原発から頂いているというのですから...そのほとんどが産業のない僻地のひとたちのためにと誘致した事実。今また世界の流れに同調して、この国も原発再稼働、そして新しい原発の建設に舵を切りました。なんのための原発?「エネルギー危機が来ますよ...」と恫喝しながらある一部の利権のために進める危うい動きに、ジタバタすることなく居直って拮抗するぐらいの腹のくくり方をしないといけませんことよ。

弥生の青空

