2026/03/30
【第2161回】
昨日、無事に風間杜夫ひとり芝居「カラオケマンさすらいヘルパー」千秋楽を迎えることが出来ました。連日満員の観客を前に風間杜夫の魅力全開のステージでした。公演中に速達でO氏より一通の葉書が会館に届きました。
大好きな牛山明さんにまた会えました。芝居であることを忘れる実在感。まさに風間杜夫という俳優の存在を借りた実在の人物として舞台の上の登場人物を見ています。観客は一様に風間ファンイコール牛山ファンなのです。虚構を超えた熱い人情の男です。シリーズ全体を通じてそのバイタリティーは証明されていますが、その人格わざと役者が自分に憑依させたのではないかと思えるくらい自然な人物として我々に迫ってきます。だから知らず知らず観客は声援の声を上げているのです。まるで大衆演劇に没頭している客のように。この舞台に流れる現実感のある熱気がこのシリーズのもっとも魅力のあるところです。待ってましたと心の中で快哉を叫んでいる自分が居ます。人は自分の一生を演じて生きていると言いますが、この登場人物ひとりの芝居こそ現実を凌ぐ空間であると今回の舞台を見ながら実感しました。牛山明はどんな人生をこれから生きていくのか、そしてその日々を垣間見ることができるならきっと観客は満足のひとときを過ごせるのです。畢生の演目として実は我々観客が観る者が手に入れる満足です。楽しい芝居の贈り物をありがとうございます。
おいらも又、牛山明の今後を見たい観客のひとりでございます。

井の頭線高井戸駅そばの神田川

