2024/08/02
【第1924回】
いよいよ夏本番、葉月が始まりました。昨日は1日ということで近くの大宮八幡宮に、お朔日参り(おついたちまいり)に行ってきました。お朔日参りは、古くから日本に伝わる美しい風習です。私たちのご祖先様は、神様に感謝とご祈念を捧げることで心の平穏を保ち、日々を健やかに暮らしていたのかもしれませんね。毎日の生活の中に節目をつくり、心身をリセットし新たな気持ちで物事に取り組むなど、日々の生活に良い影響をもたらしてくれることからこの慣習が続いてきました。人間なんぞいい加減なものでダラダラと過ごそうと思えばいつまでもだらしない生き方をしてしまいます。
おいらは無宗教なんですが、古来から大自然に守られた神社に出向き、大きく深呼吸して手を合わせると身体の中に巣くっていた邪悪なるものが逃げていくような感覚がなんとも心地よく感じます。手を合わせながら願い事なんぞ一度もしたことはありません。ただただ「生かして頂いてありがとうございます。」の一言。感謝の気持ちを伝えるだけです。
中でも年に一度は訪れる伊勢神宮の神々しさには圧倒されてしまいます。生きとし生きるものすべてに神が宿っています。この地球上にあるすべてのものが、宇宙に起源をもって生まれてきました。地球上に存在するものは、すべてが神の化身、そんなことを改めて感じさせてくれる場所が伊勢神宮なんですね。
そんな自然な神さんを利用して商売にしている団体があちこちに存在していますね。まあそれだけ現世が不安と恐怖に苛まれているということでしょう。そんな状態に陥った時はふらりと近くの神社に散歩がてら行ってくださいませ。
大宮八幡宮