トムプロジェクト

2025/05/30
【第2041回】

昨日はトム・プロジェクトで多くの作品を提供して頂いているふたくちつよしご夫婦と食事しました。誠実な人柄そのままが作品に反映されトムのヒットメーカーでもあります。日常の何気ない営みをさりげなく描く世界は、数々の心染みいる映画を世に送り出した小津安二郎の世界に通じるものがあります。彼の好きなNHKテレビ「ドキュメンタリー72時間」おいらもよく見ています。特定の場所に72時間密着して、そこに行き来する人達にインタビューするのですが各人の生き様、哀感が滲みでてそんじょそこらの安っぽいドラマより劇的なのである。人は皆、必死に生きているのである。いろんな修羅場をくぐり抜け愛する人達のために時には我慢を強いられ踏ん張っている。

そんな姿を、ふたくちさんは人生の応援歌として芝居にしたいのかも知れない。彼の人間に対する愛情は半端ではありません。そういえば悪人はあまり登場しませんね、憎悪の感情からはその先の希望が見えないことを前提に作品を考えているに違いありません。

30年間芝居を創ってきて、ふたくちさんとはいつも最後まで気持ちよく千秋楽を迎えることが出来ました。今年も新作を依頼していますし、これからもなんだか冷え冷えした時代だからこそ心揺さぶる作品を期待しています。

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今日の雨にお似合いですね

2025/05/28
【第2040回】

のぼせもんという言葉がある。つい夢中になって対象物にのめり込んでしまう状態を指す。作家、宇野千代さんが生前こんなことを言っていた。

「世間の人は生活するのに、のぼせたりしているのではなく、何事にも冷静に考えた上で、始めてゆっくりと生活するのが好い、と考えているのであろうか。しかし私の思っているのは、それとはほんの少し違うのである。いや、ほんの少しではなく、とても違うのである。人生は凡てのことに、のぼせなければならない、と思っているのである」

昔から、風呂に長く浸かっていると「のぼせるぞ」なんて声をかけられたもんだが、実はのぼせるまで湯に浸かっていることは実に気持ちの良いことである。のぼせちゃいけないなんて冷静に考えながら湯に浸かっている人なんて居るんだろうか?

恋にしたって同じである、自分の身のまわりのことを気にしながら冷静沈着な思いで恋愛ごっこしている姿なんてなんとも寂しいもんでございます。

この世の中、なんとも元気がない、覇気がない佇まいを度々目にします。老若男女すべからく、のぼせるくらい何事にもチャレンジする気概を持って欲しいと思います。

今日も大谷選手ホームランをかっ飛ばしました。3試合連続20号、5年連続で20本以上のホームランを打てるなんて、きっと野球にのぼせているんでしょうね。

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一足お先に

2025/05/26
【第2039回】

先週の週末、シンガー・ソングライターの山崎ハコ「50周年記念&バースデーLIVE」有楽町ヒューリックホール東京に行ってきました。1975年にデビューし、フォークブーム後半をリードしたハコさんは今年がデビュー50周年で、今月18日に68歳の誕生日を迎えました。小柄で華奢な身体から発する歌には、彼女の人生で味わった思いが込められていました。生ギター一本で女の情念や怨念といった心情を土俗的なイメージとともに哀しく切々と歌い上げる姿に共感する根強いファンが、今でも数多くいます。

彼女がステージ上で語っていた言葉が印象的でした。50年間歌いながら、常に上手くなりたいという欲望が沸き上がるのだが、彼女はその声を跳ね返すように気持ちで歌わねばとテクニックを拒否したそうです。彼女の歌を聴きながら納得できました...表現の仕方は様々だと思いますが、ハコさんにとっては上手く歌うことは己に正直でないという取り繕いの表現を止めたんだと思います。山崎ハコでしかできない歌の世界を展開したかったんでしょう。

「呪い」という曲は本当に怖かった。呪いを込めて藁人形にくぎを刺すコーンコーンという擬音を交えながら、「そういう悲しい自分に釘を刺せ」との思いを歌にするハコさんの心情は彼女の真骨頂ではないだろうか。確かに暗い歌なのだが、身体からほとばしる強く伸びのある声はどこか未来の希望にも繋がっているように感じさせてしまう魅力。

この日は懇意にしている風間杜夫、竹中直人、原田喧太さんがゲストで駆けつけトークと歌で盛り上げていました。

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新宿東口広場より

2025/05/23
【第2038回】

昨日はOn7(オンナナ)の第6回公演「マライア・マーティンの物語」を観劇。1827年、イギリス東部の田舎町で若い女性が惨殺された実際にあった話を基にした翻訳劇です。

この集団にとっても初めての海外作品です。それにしても意欲的、果敢に挑戦し続けている7人の女優さんたち。いずれも老舗新劇の劇団に所属しながら、そこに安住することなく自分たちが真にやりたい芝居を上演することを目的に立ち上げた集団です。

その心意気にほだされ、トムの作品にも過去に尾身美詞さん、吉田久美さんに出演していただきました。芝居に対する真摯な姿を稽古場、本番でも発揮してくれました。

過去には、女優の松金よね子、岡本麗、田岡美也子による「グループる・ばる」という女優集団がありましたが数年前に解散しました。

これからは女性が活躍し世界をリードする時代だと思います。男社会の弊害があちこちで露見しています。なかでも未だ無くならない戦争、これは男による権力欲の象徴的な出来事だと思います。子を宿し出産し育てる、この過程を知らぬ男のチカラによる支配の構造はもはや限界にきています。特にこの日本での女性進出の割合は世界でも低ランクの有様。

演劇の世界も然り、On7の地道な活動が将来の演劇地図を変えていくかもしれません。一本の芝居を創り上げることは経済的、勿論、精神的、肉体的にも本当に大変なことだと思いますがめげずに継続してくれることを願っていますよ。

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ランタナ
(和名は七変化)

2025/05/21
【第2037回】

一度きりの人生...この感覚をどれほど強く持っているかどうかで、その人の生き方をいかようにも新たな舵を切ることが出来る。「バルセロナで豆腐屋になった」この本の著者は元朝日新聞社の記者、清水建宇さん。定年退職後の過ごし方を模索しているときに「現在では、たいていのひとが退職後も、二十年三十年と生きなければならなくなってしまった。人生の山が一つから二つにふえた。われわれの大半が<一身にして二生を経る>という生き方を余儀なくされている。」この言葉に触発されて夫婦ともどもバルセロナで豆腐屋を開店する顛末を綴っている。日本の豆腐屋さんに出かけ苦心惨憺な修行の日々、バルセロナでのオープンのための面倒くさい手続きなどなど、いろんな人達のチカラを借りて夢を実現させていくパワーも並々ならぬものがある。

そう言えば、おいらもスペインに住んでいるとき、グラナダのアルプハラという山村で豆腐を作っている日本人が居ましたな。彼は納豆にも挑戦しスペインにいながらにして純日本人の生活を満喫していました。なにごともチャレンジです、手に入らないモノを創意工夫しながら勝ち取っていく。これこそが生きものの原点でございます。その点、なんでも簡単に手に入るなんとも面白味がない現状に、夢も希望もないやる気無しの若者が増えているのも至極当然。今日も新宿の街は異国の人で溢れかえっています。より良き舵取り人が出現しない限り、この国の未来は限りなく危ういと思いますね。

お米大臣変わりました。又もや世襲議員、この人もお米自分で買っているんですかね?

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もうすぐだね

2025/05/19
【第2036回】

じめじめした週初め、梅雨の気配がしてきましたね。昨日ふらりとスーパーに行ったのですが食料品の値上がりが半端じゃないですね。そのせいか割引シールを貼る時間を狙って押し寄せる買い物客が日々増えているんじゃなかろうか...国会でも消費税減税の議論が活発に繰り広げられています。減税した分の穴埋めをどうするのか?政府は一貫して減税派に対して反論しています。おいらに言わせりゃ、先ずは議員を半分くらい減らしなさい!(この件に対して野党も言わんかい)予算委員会の質疑を聞いていても大臣は官僚が書いた文章を読んでいるだけ。ほんまにこれだけ多くの国会議員ちゃんと仕事しているのかしら...家の近くのお店でぶらぶらしている議員を目にする度に税金の無駄遣いを痛感いたします。

そして今日、農水大臣がとんでもない発言をしてしまいました。お米が倍以上にあがって米騒動で揺れている現状に対し「私は米を買ったことがない。支援者の方がたくさんくださるのでまさに売るほどある。私の家の食品庫には」こんな輩が議員になり、大臣を務めているんですから米騒動が収まるわけがありません。

この国の為政者に対する失望論は度々書いていますが、どうやらこの構図は変わらないと思います。与党も野党も自分の地位を守ることを仕事だと勘違いしているからです。つい最近亡くなった南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領の言葉「国を治めるものの生活レベルはその国の平均でなければならない」今の議員の皆さんには「馬の耳に念仏」なんでしょうね。

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百花繚乱

2025/05/16
【第2035回】

ノラちゃんを見かけるとついついスペインで飼っていた尼庵(ニャァン)を想いだす。アンダルシアの小さな村サロブレーニャの畑で産声をあげたばかりの子猫を拾ってきて溺愛し続けた尼庵。それはそれは可愛く賢い猫でした。コスタデルソル(太陽の海岸)の浜辺を初めて散歩した時の怯えた表情、サトウビキ畑で虫と戯れ遊び惚けた姿、おいらが外出から帰ってくると両足を揃えご主人様をお迎えしていました。レンターカーを借りスペイン国内、モロッコを旅した時のキャンプ場では傷だらけで帰ってきたこともありました。そんな可愛い子猫に骨付き肉を与えた時の豹変する動きにはびっくり。野生動物の本能が蘇ったんですね...そのうなり声、戦う姿勢に、この猫は生きていけると確信した次第でございます。

そんなことを想いだしながら、日本の家庭内で安全に保護されながらのペットちゃんたち本当に幸せなんだろうか?なんて考えちゃいました。おいらの家の近くにもペットショップ、病院があるのだが、いかにも過保護な感じでなんとも弱弱しい感じがしてなりません。病名、手当もいまや人間並み、まさしく人様と同等の扱いですね。

ニンゲンと野生動物がほどよく共生できる社会がまともだと思うのですが、欲の塊みたいなニンゲンどもがそのバランスを破壊し続けてる現状を見るにつけ如何ともしがたい思いが募るばかり...いまだ愚かな戦争を止められない生き物ですからね。

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ネムたいニャァン

2025/05/14
【第2034回】

今、NHK朝の連続ドラマのモデルになっている、やなせたかしさん。「あんぱんまん」でお馴染みの無私の精神で生涯を終えました。彼は雑誌「詩とメルヘン」の編集者でもあり詩人でした。彼の発する言葉はことごとくシンプルです。「花は決して理解できないような咲き方はしない」「風は決して難解に吹かない」そして奥が深い。そしてすべての人に対し「喜怒哀楽があれば誰でも詩人だ」と言い切っている。生活の中に詩なるものがいくらでも転がっている。それを見いだせるかどうかはその人の感性、好奇心にかかっている。

 

昨年亡くなった谷川俊太郎の詩集を時折開いている。彼の描く世界は宇宙的な規模で展開されている。中でも、全編ひらがなで書いた詩は彼の真骨頂、

 

ふつうのおとこ

 

ふつうのおとこが いたってさ

ふつうのめはなに ふつうのあし

ふつうのずぼんに ふつうのうわぎ

ふつうのあめふる ふつうのばんに

ふつうのやきもち ふつうにやいて

ふつうのなみだを ふつうにこぼし

 

ふつうのおとこは ふつうのひもを

ふつうのおんなの ふつうのくびに

ふつうにまきつけ ふつうにしめた

 

変幻自在な言葉の音楽性、おかしさと、怖さ、詩人が生きることにたいして全感受性を解き放ち森羅万象に大あぐらをかいている様が見えてくる。

 

最後に、やなせさんの言葉。

「天才であるより、いい人であるほうがずっといい」

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ぽっかりそらが

2025/05/12
【第2033回】

この時代インターネットが全世界に広まり、世の中の動きが一変しその功罪はあらゆる部門に影響を及ぼしている。おいらなんか首謀者ビル・ゲイツは悪魔の使者なんて思っていた時期がある...その彼が2045年までに全財産を途上国の公衆衛生の改善などに寄付すると発表した。発表によると約2千億ドル(約30兆円)の資金を今後20年にわたって病気や栄養不足で亡くなる母子の減少、致命的な感染症の予防、貧困の解消などなどに使うという。ゲイツ氏は「私の全財産を世界中の人々の生活を救い、改善するために寄付するつもりだ」とコメントしている。

一方、トリックスターでもある金の亡者イーロン・マスクはお金にかまけて権力にすり寄りわがまま放題、こんなお金持ちも存在するのがいかにもアメリカらしい。どちらが良いとか悪いではなく、人としての身の処し方からするとビル・ゲイツに軍配をあげたい。

昔から「金は天下の回り物」という言葉があります。ある意味お金自体は転がしてなんぼの世界です。そしてお金が全てではなく、お金を所有している己の心、人間関係、社会への貢献が大切です。このバランスを保つことで、より有効なお金の流通が可能になり豊かな人生を送ることができると思います。お金に振り回されず、自分の価値観を大切にしながら、賢く生きることの見本を、ある意味ビル・ゲイツが示しているのかもしれませんね。

 

先週の土曜日は野球ファンにとって素晴らしい一日でした。大リーグでの大谷選手の9回表の勝ち越し12号ホームラン、万歳しながら歩を進める姿はまさしく千両役者。世界各国、いままで野球に興味を持てなかった人が大谷選手の登場によってにわかファンから本格的な野球好きになったそうな...そしてライオンズの今井投手の完璧なピッチング。昨日も勝利し3試合完封勝利なんてことをしちゃいました...優勝するかもね?と勘違いした途端に夢が覚めますからここは冷静に。

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♪線路は続くよどこまでも
優勝の夢つないでる♪

2025/05/09
【第2032回】

最近は邦画を観に行くことはほとんどないのですが、「侍タイムスリッパー」は久々に面白かった。映画にしろ、テレビにしろ、日本の製作者は志なんてものほとんど感じません。話題になっているコミック、アニメばかりに目を向けて良質の作品を創ろうなんて意気込みがないのでおいらにとっては関心外の範疇。世代的にも数々の名監督による名作を観てきただけに余計悲しくなっちゃいます。勿論、採算とれないと難しい面もありますが、せめてもの映画人としての矜持だけは持って頂きたいですね。

その点、今回の作品には映画愛が画面からビシバシと感じられます。安田淳一監督は映画監督と米農家をやっている二足のわらじ、一時的に通帳の残高が¥7000までになったこともあるそうだ。作品のベースには退潮してゆく時代劇と、それでもそれを支える数多くの人々、そして忘れてならない日本人のスピリッツに対する熱い思いが込められています。

そして決してシリアスにならず、コミカルさを万遍なく盛り込んでいること。社会生活においても真剣になればなるほどこぼれ落ちる可笑しさに多くの人は共感を覚えます。語り継がれる名作に共通している点ですね。そして、低予算のインディーズ映画が、盛りだくさんのお金をふんだんに使った作品を蹴散らして賞を獲得したことも痛快極まりない出来事でした。

何事も、創る側の強固な信念、そしてユーモア、劇場に集う生活者の肌感覚...すべてを投げ出す覚悟じゃないとそうは問屋が卸さない世界であることは間違いございません。

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アンネのバラ

2025/05/07
【第2031回】

5月5日子供の日、等々力にある玉川区民会館せせらぎホールに行って来ました。大和田獏さんと大和田美帆さんの親子ユニット「ばくみほ」が、病気や障がいがある子、そうでない子も一緒に楽しめるチャリティイベント「子どもが笑えば世界が笑う」。会場には多くの人達で大盛り上がりでした。ステージには全盲のピアニストによる演奏会、障がいを抱えた少女による踊りなどなど、病と闘いながらも明るく前を向いて生きている姿を見させて頂きました。この日、渡辺えりさんも駆けつけ心温まる歌を絶唱。ステージと会場が一体となって命の大切さを共に感じながら、前を向きながら生きていこうというメッセージに包まれていました。

健康でなに不自由なく生きていることがなんとありがたいことか、そして障がいを持ちながらも生きることの意味を見いだし懸命に生きていることの意味...こんな生のステージだからこそ訴えるチカラがあると思います。獏さん美帆さんのこの活動、亡くなられた岡江久美子さんも会場の片隅から応援しているに違いないと思いました。

芝居を創っている者の一人としても気が引き締まる一日でした。演劇なるモノ、この日のステージのように来てくれた人達にしっかりとしたメッセージを手渡ししていかないとやる意義がないのではないか...勿論、多種多様な芝居があって当然なのだが、中にはひとりよがりの演劇も多々あります。なんのための演劇か?今一度初心に返ることを気づかせてくれました。

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意義ある一日

2025/05/02
【第2030回】

今年もライオンズあかんかな?と思いきやなんと5連勝、首位オリックスに1ゲーム半という地位に付けています。やはりコーチ陣を一新した事が効いていますね。昨年までは馴れ合いムードで若手野手揃っていずれもどんぐりの背比べ状態。監督もお目目ぱちくりばかりで有効な手を打てず途中交代、変わったGM監督も後の祭り、なんと断トツの最下位になってしまいました。今年はそんなに大きな補強もしてないのにここまでくらいついているのは監督、コーチの適格な指示に選手が答えているということですね。そして、なんといっても、新人の渡部聖弥外野手の活躍による他野手への影響が大きい。昨年まで今イチパッとしなかった西川をはじめとするどんぐりチャン達に危機感を煽りやっとプロの選手になりつつあります。そして、年末からお騒がせ選手であった源田に代わりショートに入っている滝沢選手の活躍も見逃せない。身長164センチ、体重65キロでありながら俊敏な動きと愛くるしい表情がたまらない。2021年に育成で入り努力を重ねここまで来たのがなんとも嬉しい。片や、キャンプ中に寝坊して出発に間に合わず大目玉を食らった佐藤選手(以前にも車のスピード違反でトレードされた過去がある)クビにならず2軍で出場しているのだがリベンジのチャンスがあるのかないのか...プロ野球選手の現役寿命はそんなに長いわけはないのに不祥事を重ねるなんて...この人何考えてるんだろうね。

今年のパリーグの1位をほとんどの解説者がソフトバンクをあげていました。なのに今のところ断トツの最下位。このチームの気に食わないのは、潤沢な資金を使い他チームの有力選手をかっさらってくることです。嘗てのジャイアンツがこれをやりアンチ巨人の方たちが増えました。不祥事を起こしながらライオンズに後足で砂をかけるようにソフトバンクに移籍した選手の不振ぶりも当然と言えば当然でしょう。

プロ野球も見世物です。好きな職業に恵まれたのですから、笑顔を忘れず一心不乱にプレーする選手が一番です。その最高の見本がメジャーリーグで大活躍しているんですからね...

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新宿高層ビルの夕景