2026/01/13
【第2129回】
先週金曜日は埼玉県草加市に行ってきました。草加と言えばやはりせんべいが頭に浮かびますね。草加では、良質な米、水、そして身近にあった良質な醤油が揃っていたため、醤油味の焼きせんべいが人気を博し、日光街道の名物として定着していったそうです。大学時代に草加出身の友達に貰った時の、炭で手焼きした香ばしい味が記憶にあります。
そんな記憶を想い出しながら、東武伊勢崎線の獨協大学前駅で下車し草加市文化会館に向かいました。「風を打つ」の初日(公開最終リハーサル)です。会場には600人ほどのお客様が集まっていました。平日昼間の公演なのにこんなたくさんの人達に来て頂き本当に感謝しかありません。会館の方の話によると、演劇の公演は本当に久しぶりだとのこと...これまで30年間、全国津々浦々いろんなところで芝居をやってきましたが、やはり生で演劇を鑑賞するということは小さな市町村ではなかなか機会がなく、どの会館も集客に苦戦してることをよく耳にします。音楽と違って芝居は台詞が命です、その吟味された言葉を集中しながら聴き取り想像力を働かせる行為自体がなかなか面倒なことがその一因ではないかと思います...でも、良質な芝居にはまり、その味を知ると演劇の面白さが日常に思わぬ効果を発揮するのも事実です。何といっても総合芸術の集大成なんですから...
この日の芝居も上々の出来で、会館を後にするお客様の表情も満足げでした。これから2月18日の千秋楽までキャスト、スタッフ何事もなく無事に公演を終えることを祈るのみです。

カーテンコール

