トムプロジェクト

2026/07/14
【第2205回】

先週の週末は新作の準備で久しぶりに博多に行ってきました。街は博多山笠一色、博多祇園山笠は一般に広く知られている聖一国師が仁治二(1241)年、疫病退散のため施餓鬼棚に乗って祈祷水をまいたのが始まりという説。おいらも子供の頃一度だけ参加したことがあります。水法被に締め込み姿、お尻が丸出しになるのでチョイと恥ずかしかったですばい。お尻におできなんかできたらそれこそ仮病使って休む子もいましたね。勿論、その当時は女人禁制のお祭りだったんですが、こんな時代ですから女性もちらほらと参加していました。7月12日は、15日の本番追山に備えての追山ならしの当日だったんで、ほんまに65年ぶりくらいの追山体験でした。博多の人間は、昔から山笠のために生活してるなんていわれており男にとっての晴れ姿。おいらは残念ながら、そんな心境になったことがないどころか野球と映画に無我夢中になっとりました。なんとなくあのしきたりなんてものが嫌だったんでしょうね。こまかん頃から、家を飛び出し自由気ままに生きることが楽しくてしょうがない性分ですから仕方がないことです。

でも、こんなお祭りが今なお継続されてることは喜ばしいことだと思います。これも平和あってのこそ...祭事の絶滅はそれこそ世界の終わりです。

それにしても、博多の街も様変わりしています。たくさんの新しいビルが出来、昔ながらの庶民が気安く集う場所が壊されていく風景を見るにつけ、なんだか大切にしていた心の情景までが喪失していく思いです。

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博多山笠追山ならし

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