2025/11/04
【第2104回】
今日はこれに触れるのは当然でしょうね。何処を見てもドジャースのニュースで大騒ぎ、おいらも長年の野球小僧ですが、今回のワールドシリーズほど手に汗を握る展開は凄まじいものがありました。延長18回に始まり、崖っぷちからの連勝、その勝ち方が奇跡に近い展開、どうみてもブルージェイズが勝利していてもおかしくない内容。勝利の女神が細部にわたり確実にドジャースのほうに微笑んでいたとしか思えない。特に第6戦、3対1でドジャースが2点リードで迎えた9回無死1塁で迎えたブルージェイズの攻撃、リリーフした佐々木の高めの速球を捉えたバーガーの打球が外野フェンスと地面の隙間にスッポリ挟まり止まってしまう始末。本来であれば2者がかえり同点になるはずがランナーは戻され、しかもそのあと又もやラッキーなダブルプレーが完成し危機を脱し勝利する結末。そして最終戦、あと2人でブルージェイズ32年ぶりのワールドシリーズ制覇というところで、ここまでさっぱりだったロハスが同点ホームラン。延長でスミスが勝ち越しのホームラン、そして最後は神がかり的な山本投手でゲームセット。なんですかこれは?観てるほうの心臓はパクパク状態、今でも勝利したことが信じられない奇跡のドジャースの連覇で終わりました。
そして想い出すのは、昭和33年の西鉄ライオンズと読売ジャイアンツの日本シリーズ。3連敗したライオンズが4連勝し日本シリーズ3連覇を果たした試合。この試合ライオンズの稲尾和久投手、なんと勝利のすべての4勝、まさしく神様、仏様、稲尾様の大活躍でした。
やっぱり野球は面白いスポーツであることを証明した今回のワールドシリーズ、今から来年の開幕が待ち遠しいですね。

今日の紅葉










