2024/08/28
【第1933回】
おいらの会社でのデスクには毎年、書家である井上龍一郎さん制作の机上カレンダーが置かれています。ここ最近は、1989年よりアフガニスタンにて山岳部医療過疎地でハンセン病や結核など貧困層に多い疾患の診療を開始。 2000年からは旱魃が厳しくなったアフガニスタンで用水路の建設に力を注ぎながらも2019年に銃撃され亡くなった中村哲さんの言葉を龍一郎さんの書でデザインされたものが主になっています。
今月のカレンダーには「戦いというのは資源や領土の奪い合いから起こります。だから人と人との和解だけでは戦争はなくならないだろう。人と自然が和解し共存する世界にならない限り戦いはなくならない。」と書かれていました。
この言葉の持つ意味を、この奇跡の惑星である地球に住む一人一人がしっかりと認識し行動に移せばまさしく理想郷としての地球が完成することでしょうね。
この理想郷を成就することを阻んでいるのが時の権力者です。日本のみならず、世界のどの国にも間違いなく権力者はいつの世にも存在しました。この世に生を受け誰しもが抱く欲望の強さ方向性、そのバロメーターの加減によって突出した権力者が誕生してきました。
これらの権力者が、地球を支えている自然に感謝し共生する理念で社会を動かせばとは思いますが...そうはいかないのが権力という名にしがみつき溺れていく権力者の実態です。
おいらはいつも、空のキャンバスに描く雲の表情、道端に何気に咲く野花、樹々を飛び交う野鳥や虫の群れ、勿論、街中、車内ですれ違う多種多様な人たちとの出会いも含めてトキメキの感情を大切にしながら過ごしています。だから争いは嫌いですよ...
蝶もコガネムシも鳴いてます?