2024/11/11
【第1961回】
先週の週末は、劇団チョコレート公演「つきかげ」を観劇。この作品は、6月に上演した歌人斎藤茂吉の5年後の物語です。歌人の老いと死に対して家族がどう向き合って生きていくのか、このテーマはいつの世も普遍性があると思います。劇団員3人と客演3人とのやりとり、この劇団の特徴としていつも思うのは、自分たちにやりたいことを客演の人達にも理解して貰うために相当な努力をしているのではなかろうか...芝居の一番難しいところは、役者個々人の表現をいかに活かしながら作品に収束させていくか...演出の仕方、役者の我、稽古を通じてどこまで上手く融合させて行くかが舞台の成果に繋がっていきます。
この日の舞台、客演のひとり音無美紀子さんが芝居の流れの中に程よくアクセントを付けていた気がしました。さすがベテラン女優ですね...
さて、今日から国会が再スタート。少数与党に、いきなり時の人になった玉木さん、昨日までの自信たっぷりの出で立ちから、今日は一転しょぼい顔。出る杭は打たれるじゃないですが、いつの世も話題になった人間に対してのあら捜しに躍起になる輩がうじゃうじゃしとりますのでご用心。5枚の座布団、残り0.5枚ですね。
それにしても、国会登庁前、インタビューを受ける裏金問題で話題になった和歌山選出の議員のなんと晴れ晴れしい顔。やはり国会議員という生き物、厚顔無恥でないと務まらないんですね。
少しづつ