2025/09/10
【第2083回】
昨日は、相模原演劇鑑賞会主催による「鬼灯町鬼灯通り三丁目」を観てきました。それにしても小田急線沿線の街は皆再開発で大型複合施設が建ち並び、都内に出かけなくともすべて賄えるのではないかという発展振りです。ショッピング、食事、娯楽施設、それはそれは立派な店ばかりです。新しい建造物ばかりで、新宿が霞んでしまうほどのモダンシティといったところかな。
昨日公演した相模原南市民ホールはキャパ400人のホールで、東京公演に比べて舞台も広く鬼灯が咲き誇る舞台がより鮮やかになっていました。明りも映え、役者の動きもより大胆に伸びやかに演じていました。5日ぶりの舞台ではあったのですが、さすがプロの役者、また一段と上質な芝居になっていました。ホールを後にするお客様の満足気な表情を目のあたりにするたびに、芝居をこよなく愛する人たちに感謝すると同時に、次回も喜んで頂ける作品を届けねばと気が引き締まる思いでした。
それにしても、相模原演劇鑑賞会は事務局長を筆頭になんとか演劇人口を増やそうと日夜奮闘している姿にただただ頭が下がる思いです。芝居を観てくださる人達があってこそ30年間芝居を継続することが出来たトム・プロジェクトでございます。
今回の芝居、9月20日(土)山梨県富士吉田市ふじさんホールでの公演を残すのみとなりましたが、この先どこかで必ず上演される作品だと信じています。
鑑賞会手作りのれん