トムプロジェクト

2026/05/20
【第2182回】

栃木県上三川町の住宅で発生した強盗殺人事件。実行犯がいずれも16歳の高校生4人だというのも驚きだし、殺害の仕方が残虐だったということも言葉を失ってしまう。そう言えば、家近くの広場でいつものように集まる子供達が会話をすることもなくタブレットを手にして時を過ごしてる異様な光景に近未来の不安を感じていた。子供達の身体がIT(情報技術)AI(人工知能)に取り込まれ、人間本来が持つ感性が劣化しているのではないか?

今回の少年達に人並みの想像力を持ち合わせていればこんな行為には及ばなかったと思う。

昭和の時代、町の駄菓子屋でおばちゃんと交わす何でもない会話のなかには学校でも学ぶことができない生きるヒントと、人の優しさ厳しさを身体で感じたものである。確かに、ここまで文明が進化してしまえば、本来あるべき万人を軸にした内心の豊かさを取り戻すことはなかなか難しいと思う。正直言って絶望的な未来の予感でしかない。先日の米中会談然り、世界を大国が支配し弱者を救済するどころか略奪しかねない状況だ。

と言っても、おいらも生かされている以上何とかせねばと知恵を絞ってはいるものの限界はある。幸いにして、この世の中でローテク産業の端くれに居ますので、少しでも血の通ったものをと芝居創りに励んでいる日々でございます。芝居小屋が唯一体温をより感じながら、やはり地球人の一人として原点に返らねばと考察出来る場でなかろうか...今日から始まる「チョークで描く夢」もそんな芝居です。

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そろそろ出番かな

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