2026/06/05
【第2189回】
最近の国会予算委員会のTV中継、緊張感もなく予定調和的に終始していますね。そりゃそうだよね、与党の圧倒的な数の力で全て決まってしまうのですから単なる儀式みたいなもんですね。そんな数の力をバックに、初の女性首相になった方が念願だった法律を次から次にごり押ししている姿に呆れてしまいます。その一つに「国旗損壊罪」、日本の国旗日の丸は実にシンプルで美しい旗だと思います。それをむやみに傷つけたり燃やしたりするのは如何なものかなと感じますが、その前提として国旗が真に愛され、誇りに思う国にすることが政治の仕事ではないかと...嘗て、日の丸を戦意高揚の道具として運用した苦い歴史もあり、人それぞれ国旗の対する感慨は違うのでは...そんな歴史認識も無視し、ただ単に法律で取り締まるなんてことは暴挙だと思います。アスリートが精魂傾けて勝利を手にしたときに上がる日の丸に、誰しもが共感できるように、法で縛るのではなく万人が心底から拍手を送ることが出来る健全な国にすることが肝要でございます。
もう一つ、「皇位継承問題」、日本の伝統から「男系男子に限ることが適切で、自分としても尊重している」と発言している。確かに日本の伝統も大切かも知れませんが世界状勢、そして諸々の価値観は大きく変容しています。自ら初の女性首相になりながら何故ここまで拘るのか理解できません。政治は個人の思いを成就する場所ではありません。より多くの意見に耳を傾け誰しもが納得できる方向に智恵を絞り切磋琢磨することが真の指導者ではなかろうか...あんまり意地になって張り切りすぎると身体に良くないないですよ。

水が引いた神田川

