2025/10/01
【第2091回】
今日から神無月。八百万(やおよろず)の神々が、この月に出雲大社に集まり他の国にいないゆえと考えられて来た。また、雷のない月の意とも、新穀により酒をかもす醸生月(かみなしづき)の意ともいわれる。あらためて日本語の含蓄の深さを感じます。
京王井の頭線車内のある日の光景。ひとりの70歳前後のオッちゃんが乗り込み着席するやいなやスポーツ新聞を目の前で拡げる。隣の若いお兄ちゃんなんとも迷惑そうな表情でオッちゃんの方に目を向ける。オッちゃん意に介せず、新聞を凝視し時には笑みさえ浮かべる。そういえば、昨今、新聞を車内で読んでいる人は皆無に近い頻度になりましたね。昔はプロ野球のごひいきのチームが勝利すると、その喜びを再度かみしめるために駅の売店でスポーツ新聞を購入し、嬉々とした表情を見るのが日常茶飯事でございました。熱狂的なファンは、新聞記事を切り抜きファイルに納め宝物のようにしていました。
おいらが応援しているライオンズ、今年もポストシーズンに出ることができませんでした。
6月までは一応夢を見させていただきましたが、何せバッターが打てません。おんどりゃ、なにさらしとんねん!と喝入れたいシーンばかり見せられるとこちらもなえてしまいます。
その憂さを今日も大谷選手のホームランで晴らさせて頂いています。ポストシーズン最初の試合で何と2本のホームランをかっ飛ばすんですから、もはやマンガの世界も越えていますね。明日は山本投手の出番、ドジャース、日本選手の活躍で2年連続ワールドチャンピョンまで昇り詰めることができるかな?
なんとなく秋