2024/12/18
【第1977回】
今朝の京王線井の頭線車内での出来事。おいらが座っていた優先席の斜め前の6名の小学校2、3年生くらいの子供たちが大きな声を出しながら言葉遊びのゲームをやっていた。そのうちに体をぶつけあったり、小突いたりと動きがせわしくなってきた。前の座席のお客さんに今にもぶつかりそうになるのだが誰も注意しない。いい加減おとなしくなるだろうと思いきやエスカレートするばかり。心根の優しいおいらの我慢を越える醜態に「静かにしなさい...ここは自分の家じゃないんだから」とあくまでも穏やかに注意した。さすがにおとなしくなったのだが、おいらに反抗的な態度で睨みつけるガキが二人ばかり。
先週の伊勢の旅でも同様な光景を目にしたばかりだったので、堪忍袋の緒が切れてしまいました。伊勢の場合は母親が居るにもかかわらず野放し状態、間違いなく親の躾がなっていないというのか、公共の場と我が家との区別がつかなってきているゆるゆる関係が、家庭、社会に蔓延しているんでしょうね。
自由というのは規律というものがあっての話。なんでんかんでん好き勝手にやっていいもんじゃございません。SNS然り、言いたい放題やりたい放題、言語の垂れ流し、自分が吐いた言葉に責任をとるどころか無知なる人達に悪影響を及ぼし、挙句の果ては国を支配する力までとなる恐怖を感じます。
年々、少子化に向かうこの国において子供たちがどう育っていくのかはとても重要な課題だと思います。どうか、子供のころからアートに触れる時間を少しでも多くの時間を割いてもらいたいと願うばかりです。文化は国のバロメーターでございますよ!
冬の黄昏